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南極観測隊 考古学者さん の質問

2006/12/21 12:02 PM

考古学者

2006/12/21 12:02 PM 南極観測隊 考古学者さん の回答(コメント)

中学生(男)

書き込み総数:4

「考古学者」の、
・特徴や内容、1日の仕事の実際例
・どうしたらなれるか
・この職業を選んだ時期と理由
・辛いこと、苦しいこと
・楽しいこと、嬉しいこと、良かったこと
・この職業に向く性格

を教えてください。

 

2007/02/27 07:02 PM じっけんさん の回答(コメント)

じっけん さんの仕事白書
( [学校・教育機関]博士研究員 )

書き込み総数:16

まず初めに断りを入れますが、自分は考古学者ではありません。
ですが、考古学者の方々といっしょに仕事をするかたわら、分かる範囲でお答えいたします。

「考古学(こうこがく)は人類が残した痕跡(例えば、遺物、遺構など)の研究を通し、人類の活動とその変化を研究する学問である。(Wikipediaより抜粋)」

遺跡を探して、発掘して、遺物や遺構を取り上げ記録し、報告書を作成し情報を公開・交換する。
それによって有史以前の人々について学ぶのが考古学です。
ちなみに日本の考古学会に登録されている「考古学者」は約6000人で、世界の考古学者の約半数を占めているといわれます。

考古学の特徴はまず
 1 酒とタバコ
 2 土、泥、汗、
 3 層、土器、石器、骨
です。
遺跡を発見、もしくは(主に)工事にともなう遺跡の出現の報告を受け、発掘チームを結成(1)して、発掘(2)をおこない、出土品や遺構(3)を記録、保管するのが仕事です。
たいていの大学には文学部の史学科などに考古学教室があります。
そこで勉強して、大学の教官になるか、公務員として各都道府県、市町村の埋蔵文化財科に勤めるのが近道ですが、考古学者というものは職業名ではありませんので、高校の教師でありながら考古学者として高名な先生もおられます。
考古学を志す人はおそらく、幼いころから家の周りで石や土器を拾っていた人、もしくはインディ・ジョーンズや吉村作治、Masterキートン(笑)にあこがれた人だと思います。

つらいことはまず、限られた時間と資金のなかで発掘をおこない、出土した膨大な遺物を整理・記録し、年度末までに報告書にまとめて出版するという「日常業務」そのものだと思います。
時間に追われながらの仕事が多いため、これを楽しむことができなければ辛いでしょう。
楽しいことは、一日の発掘が終わった後の食事&宴会、発掘終了後の宴会、報告会後の宴会・・・
失礼いたしました。
学者としての「発見」の喜びは、それまでの大変な作業を払拭し、何者にも代えがたいものがあります。
そしてこの職業に必要なのは、まず地道な作業を続ける忍耐力、リーダーの支持にきちんと従える従順さと状況の変化に対応できる柔軟さです。
もちろん体力も必要です。体育会系の学問といって良いでしょう。
考古学の先生がたは高齢になっても元気に歩き回っています(笑)。

メディアで流れるロマンの裏には地道な努力が隠れていますが、興味があるようでしたら、まずは歴史博物館、各自治体の埋蔵文化財センターなどを訪れてみてはいかがでしょうか。

 
 

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