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Lさん の質問

2008/03/10 05:47 PM

パティシエの長所☆と短所★

2008/03/10 05:47 PM Lさん の回答(コメント)

高校生(女)

書き込み総数:2

こんにちわ。現在高1(新高2)の女子です。

学校では進路のことについて考えるように言われ、
いろんな方向を調べていくうちに、
製菓学校へ進んでパティシエになる
ということを考えました。

お菓子は食べるのも作るのも好きで、家でもよく作ります。
作ったお菓子が家族や友達に喜んで食べてもらえたときの感動といったらありません♪

しかし、パティシエのことを調べていくと、
「重労働低賃金」「屋内型ガテン系」「体力勝負」
果てには「子どもには絶対勧めようとは思わない」など、
負のコメントが非常に多く、正直怯んでいます。

専門学校を出ると、「専門」と言うぐらいですから
進路の幅は狭まってくるだろうし、挫折と言うわけにも行かないと思うんです。

そこで、パティシエの仕事の長所、短所、
また、総合的にみたときに長短どっちが強いかなど
コメントしていただけたら嬉しいです。

 

2008/03/16 06:16 AM tgcokaさん の回答(コメント)

tgcoka さんの仕事白書
( [外食]調理製菓系専修学校進路支援担当 )

書き込み総数:73

Lさん はじめまして おはようございます  rolleyes

ご質問にコメントさせていただく前にご注意いただきたいことが・・・

ボクの職業が調理製菓系専修学校の進路支援担当ということに加え、
「飲食や製菓製パン製造の業界」や「その周辺の食に携わるしごと」に
かなり充実度高く感じているので、Lさんへの回答が偏るかもしれません。

また、この「13歳のハローワーク公式サイト」の「食べる・飲む」に
関わる仕事のスレッドにご回答頂く方が最近あまり多くなくて、いろいろ
な立場の大人からご意見を頂く(多くの職業人の考え方に出会う)という
主旨から少し外れてきてるかな?と少し心配しています。
(しばらく様子見てたんだけど、なかなかコメント付かなくてねぇ。)

ごめんねLさん。何もLさんの質問にそんな心配を書き込まなくても良かっ
たんだけど、回答を考えているうちにそんな気持ちになってしまいました。

----------------------------------------------------------

さて、Lさんのご質問内にあります。
「製菓学校へ進んでパティシエになる」と考えた理由に、

1)お菓子は食べるのも作るのも好きで、家でもよく作ります。
2)作ったお菓子が家族や友達に喜んで食べてもらえたときの感動といったら
ありません♪

というのがありますが、うちの学生にも入学直後ファーストコンタクト時に、
パティシエを目指した時期と理由をほぼ全員にお尋ねしていました。

注目すべきは、お菓子やパンなどのテクニカルな部分や華やかさ味覚
・食感、そして満足度など直接的にお菓子そのものに対して興味を持ち
入学した学生(1)自分への動機付け)と、家族や友人またはアルバイトなど
でお客様が「喜んでくれた」「お礼を言われた」など、お菓子というツール
によって他人への影響を及ぼすという間接的な興味で入学した学生
(2)他者貢献からの動機付け)、というように分かれることです。

Lさんはどちらの感覚がより鮮明でしたか?♪音符記号が付いているところを
見ると、お菓子を喜んでいる家族や友達を見ながら、ジワジワと感じる幸せ
の方が強かったのでしょうか?

「重労働低賃金」「屋内型ガテン系」「体力勝負」についてはその通りだと
思いますが、パティシエが天職だ!と考えている先輩は生活の一部に労働
(肉体や頭脳を提供する代わりに賃金を得る)があるわけではなく、
ライフワークとしてパティシエという”しごと”を捉えています。重労働
という感覚ではないですね。

また、転職を容認するこの業界で「安定した高収入」を得る要素は「確かな
技術・経験」と「圧倒的な知識」「多彩な人脈」プラス+「名声」です。
世間一般の企業系給与体系のように1年ずつ階段上に昇給するわけではなく、
これらの要素が備わり次第に昇給するわけです。タイミングとしては役職が
付いたとき、転職したとき、シェフとして招かれた時など大きく給与が
増えるチャンスです。(2007年度の製菓・製パンの平均初任給は16万円と
少しでした)。

女性の志望者が多いこの業界ですが、立ち仕事や体力仕事も多く1袋25Kgの
小麦粉を担いだり、アメ細工のツヤ出し引き飴など強い力が必要になります。

「子どもには絶対勧めようとは思わない」というご意見は、一般のご家庭の
両親よりも、むしろ飲食店や製菓店などの同業者である親御さんから言われ
・・・「でも選んじゃった」学生が多いです。

一方、毎年多くの跡継ぎの息子さんや娘さんが入学して参ります。
おもしろいことに、「親が中国料理を自営しているので自分は製菓を選んだ」
などと、食の業界内で違う職種を選ぶパターンも多いですが、日本料理だけ
は同じ日本料理を選ぶ確率が高いように感じます、不思議ですね。

もっともご両親に反対されて進路を断念した方とお会いする術がないので
何とも言えないところでありますが・・・。

最後のご質問、総合的にみたときに長短どっちが強いか?
これはとっても難しいです。オーナーシェフパティシエになった今でも
「自分は本当にこの世界に向いていたのだろうか?」と考えている方も
いらっしゃいますのでね。

最後に長所をいくつか
●形のない所から作り出す、芸術活動にも似た生産的な”しごと”。
●基本的に好きなものだから”しごと”は常に楽しく前向き。
●数あるサーヴィス業の中でも日常的にお礼を言われる”しごと”。
●気を配れば配っただけ帰ってくる(結果がすぐに分かりやすい)。

********************************************************

 

2008/03/23 11:52 PM Lさん の回答(コメント)

高校生(女)

書き込み総数:2

tgcokaさん回答ありがとうございます(´▽`*)

1)と2)はどっちもどっちといった感じですw
「つくる」という行動(行為?)も好きだし、
食べておいしさを感じてこそ感じる幸せもあれば、
食べてもらってこそ感じる感動もあって、どれも比べられないんです(笑

作るお菓子はきまぐれだけど、家族に「この前の○○が食べたい」と
言われた物を中心に作る所や、兄の友人等、贔屓目の少ない人からのコメントが
気になるところなど、言われてみると2)のが強いのかも知れませんw

長短の強弱は結局のところ『考え方』によるんだなぁ。と思いました。

”パティシエは賃金を得るための労働とは違うライフワーク”

という言葉が、私の「しごと」に対する価値観を大きく変えました。
私は、仕事は『賃金を得るための手段』として考えていましたが、
そういう考え方もあるんだなー。と。

仕事って、基本的にどれも大変なものだし、辛いことも多い。
私のその考え方では、例えどの仕事を選んでも、
そっちにばかりスポットライトが当たってしまう気がします。

ライフワークとしてのしごとという考え方で考えてみたら、
これから選んでいく「しごと」や、果ては未来、将来までも、
すごく明るく前向きに考えられるようになりました。

本当にありがとうございましたヽ(゜▽゜*)乂(*゜▽゜)ノ

 

2008/03/24 10:13 AM tgcokaさん の回答(コメント)

tgcoka さんの仕事白書
( [外食]調理製菓系専修学校進路支援担当 )

書き込み総数:73

Lさん おはようございます

ご返信スレありがとうございました。

これから高校2年生ということで、今、Lさんは将来の進む道に
ついてたくさん悩むべき時期なんですね。ガンバッテ下さい!

「仕事って基本的にどれも大変なものだし辛いことも多い。」

そうですね・・・でも、全然大変でなくて辛くもなくて誰でも
できる仕事なんてもっとおもしろくないよー。
これから相当長い時間お付き合いする「お仕事」と考えるの
であれば、すぐにゴール出来てしまうなんて・・・ねぇ・・・

最後に(パティシエの話題とは違いますが)Lさん文章上手ですね。
伝えたいことが簡潔にまとめられていて素晴らしいと思います。
うらやましいですなー

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