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SACHIさん の質問

2006/09/10 12:37 AM

写真作家になるには…

2006/09/10 12:37 AM SACHIさん の回答(コメント)

大学生・専門学校生(女)

書き込み総数:2

私は写真作家になりたいと思っています。そのためにはどうすればいいですか?
やはり、スタジオなどで働くか、写真家さんのアシスタントにつくしかないのでしょうか?

 

2006/09/16 05:14 PM 三洞さん の回答(コメント)

三洞 さんの仕事白書
( 書家 )

書き込み総数:2

書家の三洞です。

まず、「カメラで写真を撮って収入を得る」 と、「写真家になる」 を区別して考えることが大切でしょう。
私の居る書の世界でも同様なんですよ。「書道関連で収入を得る」 というのと、「書家として作品が売れる」 というのは全然違います。ほとんどの人は後者にはなれないどころか、最初から後者の存在すら頭にないのです。
だから、売れる作品など創れるはずもありません。

「写真家」 というのも同じだと思うのですよ。
あなたが撮った写真を買ってもらえるようになる……目指すのがここであれば、方法は1つしかありません。
それは、「撮る」 → 「売りこむ」 → 「売る」 です。
そのための勉強の方法が 「弟子入り」 であれば、それも良いでしょう。
また、上記のステップが未完成な段階での収入のために、「折角だから写真・カメラ関連の仕事を」 というのも結構でしょう。

ただし、どちらの場合も注意しなければならない重要なことがあります。
それは、どんな芸術の世界でも、「既成概念」 や 「既得権益」 があり、それに毒されてしまったら、あなたの芸術はそこで終わってしまう可能性が大きくなる……ということです。

正しい道は、「独学」 → 「多作」 → 「発表」 → 「売り込み」 の繰り返ししかありません。
「既存の方法やレールなど存在しない」 と明確に認識しない限り、芸術も存在しないのです。

誰の言うことも決して聞かず、頑張っていただきたいと思います。

 

2006/09/16 08:09 PM 写真屋さんさん の回答(コメント)

写真屋さん さんの仕事白書
( カメラマン )

書き込み総数:29

写真家になるために、いろんな方法があっていいとは思います。でも、「写真家」になりたいなら「何が撮りたいのか」「それをどう表現するのか」を自分で決める必要があります。単に写真が上手いだけじゃ、決して「写真家」にはなれないでしょう。「写真家」と「商業写真家」とは別のものです。
私は、33歳で「写真家宣言」をしました。そして自分の計画に沿って写真家の「登竜門」と呼ばれているなコンテストでグランプリを取り、情実が働かないちゃんとしたギャラリーでの個展を開き、写真集を出版し、公的美術館での個展を開催してきましたが、実際はものすごく「ツイていた」のだと思います。しかしそれでも、仕事に見合った収入はなかなか得られません。大手の出版社にも売り込みに行きましたしね。世界的に有名な大学の先生のところに押しかけて、いろんな質問をしたりもしましたよ。自分で調べられることは当然、調べていますから、結構、面白がっていただきましたが。命がけの取材をやったり、それはもう大変でした。そして、その大変さは今ではさらに激しくなってます。
1ヶ月の取材のための準備期間が数ヶ月かかるようなことは「当たり前」だし、自分の写真には責任を取らなきゃいけないしね。そうして少しずつ、努力と実績を積み重ね、信頼を得て、活動の場を広げてきました。全国紙の1面に載るようなスクープをものにしたときは、嬉しいよりも、それが将来どうなっていくのかということを真剣に考えました。
回り道ではあっても、自分にはその道しかないなら、胸を張って回り道をしなさい。そして、「あなたにしか撮れない写真」が撮れるように、努力しなさい。私はまだ15年しか努力をしていません。あと10年、必死でやれば、何かが見えるのかな、とは思いますが、そのときにはもっと難しい課題が目の前に立ちふさがっているのだろうと思います。あなたも頑張って、「いい写真」を。

 

2006/09/19 05:36 AM SACHIさん の回答(コメント)

大学生・専門学校生(女)

書き込み総数:2

三洞さん、写真屋さん、お答えいただきありがとうございました。
私も、商業写真ではなく、作品として写真を撮っていきたいと考えていました。だからこそ、スタジオやアシスタントとして働くのは嫌だなと思っていました。まだまだ未熟な私なので、既成概念に間違いなく捕われてしまうでしょうしね。それでも迷っていたのは、わたしの周りで、きちんと就職し安定した収入を得る人が増えてきたからです。少し焦っていたと思います。
まだ未熟で、これが私の写真だと胸をはって言えるまでには至りませんが、「わたしにしか撮れない写真」を撮れるようになるように、既存の方法やレールなどのない私だけの道を、胸をはって回り道していきたいと思います。
三洞さん、写真屋さん、本当にすばらしい意見をありがとうございました。私の進みたい方向は間違っていないのだと、自信が持てました。いつか、写真作家としてお二人にお会いできる日がくるよう努力します!

 
 

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